2016年09月
2016年09月06日
留守番中にピアノや音読などをやらせる場合の便利道具
留守番中にピアノや音読などをやらせないといけない場合、ちゃんとやるかが心配だ。
特に、「終わったらゲームやっていてもいいよ!」など条件をつけた場合、やる気にはなるがちゃんとやるかが?かなり怪しい。
そういう場合うちでは録音することにした。これは良かった。今は録音なんてタブレットやパソコンですぐにできる。
うちはiPadに録音アプリを入れて録音した。
これはなかなか良かった。
途中、息子が面白半分に奇声をあげるのが録音されていたが、ピアノも音読も一通りやっており、こちらが疑う必要がなくなる。
それから、難しい問題の時に文句を言っているのが録音されている。
そういう息子の状態も把握できるのは良い。
ちなみに、この録音は夕食準備中などに再生し、「ちゃんと聞いているんだよ」とアピールしておく。
そうすることで、監視されているという緊張感と、見ててくれているという安心感をもたらす。
そして、親が録音を止めないかぎり、どのタイミングで勉強が終わり、いつからゲームを始めたのかもわかるので、管理するにも良い。
録画も使えなくないが、容量を考えると録音で事足りると思う。
録音はピアノの練習で本人に聞かせるのにも使えるし、子供と約束をするときに
も証拠になるので良い。活用幅が色々ある。
2016年09月02日
受験によって伸ばされる子、受験によって潰される子
最近気づいた事だが、受験によって伸ばされる子がいるのはわかるが、受験によって潰される子もいるという事。
どうしたら潰されないで済むのか?
「たぶんこうすれば大丈夫だろう」という回避策が一つ思い浮かぶ。
私はまさに受験によって潰されるタイプの人間だと思う。
それが、メンタルの弱さから来ているのか?なんなのか?はわからない。
高校受験の前の最後の追い込みとか、そういうものと戦うメンタルがなくて、毎日情緒不安定だった。
やる気は出ないし、なんで勉強しなきゃならないのか?納得いかなかった。
私は大人になって、テストは嫌いだが勉強は嫌いじゃないと自覚するようになった。特に、テストのためにする勉強。いい点数取るための勉強が嫌いだった。それはつまらなかったからだ。
私は知る事、探求する事は好きだが、詰め込んだり、テストの為にトレーニングしたりが嫌いだ。
自分の為に覚えたいと思って覚える事は覚える必要があると思えるので頑張れるが、テストの為に覚える気にならないのは自分がそれに対して心から必要性を感じていないからだ。
例えば目的もないのに我慢して、テスト勉強や受験勉強を無理にやれる人もいるだろう。こういう人は強い。
又、その学校に受かりたいからという目的で頑張れるという人も私は強いなと思う。
だが、皆んなそうやって頑張って乗り越えてきているけど、受験のように年単位の我慢、しかも過酷な我慢って、終わった後の反動がすごい気がしている。
ダイエットのリバウンドと同じだ。
ダイエットは目的の日に備えて絞るなら過酷な事を一時的にやればいい。だが、その体型を保ち続けたいのなら、続けられる緩やかなペースで永遠に継続する事の方が大事だ。
勉強の場合、大学合格が目的なら大学に入れたら勉強しなくなる。
就職が目的なら就職できたら勉強しなくなる。
優秀だった友人も大人になってからも勉強している人は少ないなと思う。
だけど、学ぶ事が本当に好きな人は本人にとっては勉強だとか思わないかもしれないが、勉学を継続している事にはなるのだ。
資格だとかのためでなく、ただ好きだから学んでいる。勉強会等に参加するようになってからはそういう方々に沢山出会ってきた。
勉強は楽しいからするんだと、改めて思う。
楽しくないなら続かない。
勉強が元々楽しければ、受験勉強は別物であるのでそこの苦労は同じかもしれないけど、受験が終わった後に勉強を止める事はないだろうと。私は受験前に勉強の楽しさに幾分か気づいていたが辛い受験で潰されて、「勉強が楽しい」という気持ちを持ち直せるほどではなくなっていた。
今も「もっと勉強が楽しいと感じられていたら…」と、そこだけをとても悔やんでいる。でも、子供の頃、それを自分で用意できるものでもないので悔やんでも仕方がない。違う家に産まれたかったというようなものだ。
そう思うと、我が子を含め、子供達には勉強が楽しいものだと自然に伝えていけたらなと思う。
息子は私に似たタイプなので、受験で潰れて勉強が嫌いになりそうな要因がかなりある。男の子だし、負けず嫌いなので、頑張る時期はきっと彼なりに頑張れるだろうと思う。そこは私と違うけれど。
だけど、受験が終わったらその反動で勉強しなくなるのも想像できるので、やはり勉強がとても好きなものにしておく必要がある。
以前に書いた記事に、
「高校生になった時に好きな事ベスト3に勉強が入るくらい、勉強が好きになるのが理想的」と書いたが、本当そうなるようにしてあげたいと思う。
鍵は理科社会が好きになる事。
(これもいろんな記事に訳を書いている)
これらに興味を持てばその先、本を読むようになるチャンスが沢山ある。本は沢山読めば読むほど読み慣れる。
本が読めるようになると自分から色んな事を知れるようになる。
漢字も覚えるし、いろんな教科に繋がる。物事に興味関心があれば、興味のある英文を読む機会にも恵まれるかもしれない。
ただし、数学だけは別物だ。
本を読んだところで影響は及ぼさない。
理科が好きであれば多少関わる部分はあるだろうけど、数学には別の面白さがあると思うので、これに関してのみは別のアプローチが必要かなと思う。
最後に、「なぜ私が生涯勉強し続けられる人になる事を重要視するのか?」と言ったら、それがどんな時代でも最後は自分で判断して幸せになるために必要な事だと思っているからだ。
選択肢が多い時代だ。
選択の仕方によって人生が大きく左右される。
そういう時代に、学び続けるのが大事なのは言うまでもない。
学び続ける為にはそれが楽しい事である事。そうでないと続かない。
だから、勉強の楽しさが、知る事の楽しさが、わかる事の楽しさが、繋がっていく事の楽しさがわかるようになったらいいなと思いながら、子供を育てているのだ。
2016年09月01日
「関税自主権の回復」(歴史授業)で、初めて私は知った「関税」という言葉。でも、1年生の息子でも関税の概念は容易に理解できるし、早く知る事に悪い事はない!
何度も何度もしつこく言うが、社会で起こっている事、政治や経済の概念は小さい頃から話しておくに越した事ないよなと思う。
昨日、チャレンジタッチのデジタル小学生新聞の特設コーナーで、「関税なくすの賛成?反対?」という投票式の特集を息子と読んだ。
漫画になっていたり、文章で書かれていたり、実際は細かく読めていないのだが、読むより私がある程度は説明したほうが早そうだったので関税について適当な例を挙げあげて説明してあげた。
私「例えば日本で作ったバナナは1本100円、フィリピンで作ったバナナは1本20円。どっちを買いたい?(味、品質にそこまで大差はないという設定)」
息子
「フィリピン!」
私「そうだよね。安い方から買いたいよね。(息子はお小遣いなど渡していないので、安く買いたいという感覚をRPGゲームで身につけたと思われる)」
息子
「みんながフィリピンのバナナを買ったら、日本の(バナナの)会社は潰れちゃうんだよね!」
と。
そうそう!その通り、それで国の産業を守るために関税をかけるんだよ〜という話をしてあげたのだが、息子はこの
「安い方が基本的に売れる」という事と、
「みんなが買ってくれないと会社は儲からなくなって倒産する」という事をイメージできているのだ。
だから、話が早い。
今まで、色んなニュースや事象に対して私はこの基本的な考え方を何度も説明してきている。
だから、基本的な部分の理解はしていて、割とすぐにイメージできるようになっていたようだ。
こういう事って、社会科で教わるまでに教えても良い事だよなと思う。
こういう事がイメージできると更にその先どうなるか?も想像できるようになり、色々考えられるようになる。自分の頭の中で色々考えられるようになると更に楽しくなる。
私は「関税自主権の回復」「治外法権の撤廃」をセットで歴史の授業で知って覚えた、治外法権の話は割とわかりやすかったから理解したが、関税の事理解してなかったから、関税自主権の話に関してはただ覚えただけだった。
もっと大きくなってから「関税自主権」に関してはしっかり把握した気がする。
先に「関税」に対しての知識があったら、歴史の授業でこれを習った時、より色んな事に興味が出るだろうなと。
こんな風に歴史は後半になると、経済の知識があった方が理解しやすいと今になると思う。
「関税」と一言で言われると子供には難しそうと思える言葉だけれど、噛み砕いて説明してあげれば、概念の理解だけなら難しい話でもない。
息子が小学校高学年になる頃に、日経新聞の内容が普通に理解できるくらいになったら楽しいだろうなと思う。
おしゃべりな息子と、ああだこうだと家にいながら討論したいものだ。
なんか、それって親子で一緒に演奏したいなとか、スポーツ対決したいなとか、そういうのと同じだよなとふと思ったのだった。
それから、チャレンジタッチのデジタル小学生新聞の関税なくすの賛成?反対?の漫画を先程読んでみたが、賛成派と反対派が意見を言い合っていて、両方の意見がわかり良いなと感じた。