2016年03月30日
苦手な計算克服第一弾
息子には早いうちから計算マシーンになって欲しくないという私の考えがあったのであまり計算をやらせてこなかった。
それにより、やはり得意とは言えない。
公文に通う子はやはりどんどん計算が得意になっていき、多少焦りも感じたが我慢して自分の考えを貫き通した。
そろそろ思考の方が鍛えられてきたので、苦手意識を持たせないために計算を徹底的にやらせようと、苦手克服をやらせ始めた。
まず、息子が何につまづいているのか?調べた。問題は数えていること。頭の中の指で数えている。考える事は良い事だが計算は考えても上達しない。
足し算九九を適当にエクセルで作ってやらせてみたところ、一瞬で答えられる問題とそうでない問題があったのだ。
つまり、数えずに覚えている問題もあるという事。
それがわかったので、覚えていない一桁の足し算の組み合わせだけ徹底的にやる事にした。
エクセルで関数を使って問題の順番を変えられるようにした。
rand関数、rank関数、vlookvp関数を利用。
同じ順に並んでいると答えだけ覚えてしまうので、それを防止するため。
そして利用するのは百玉そろばん。
問題を見て答えがすぐに思い浮かばなかったら、考えずにすぐにそろばんを使えと指示。その繰り返し。子供は頭が柔らかいので4回くらい繰り返すとあっという間に覚える。これをしばらく続ける事にする。慣れたら二桁足す一桁をやろうと思う。
計算はやはり考えてはいけないのだ。
考えるというプロセスを抜かないといけないと言うなんとも好きになれないものだけれども、後に考える問題を解きたい、考える仕事をしたいという時に計算できない事が足を引っ張ってはならない。その為に計算は訓練する。
決して、計算ができるようになる事、計算が速くなる事を目的にしてはいけない。それをしてしまうと考えない人間になる可能性が高くなる。
あくまで、物事を考える上で必要なツールなのだと捉える事が大事だと思う。
そこを大事にしながら、計算訓練は最低限行い、算数への苦手意識を持たせないようにしてあげたいもの。