2016年05月27日

公立小学校の授業のペースと子供の性格、親のライフスタイル

今5月終わり。
突然こんなプリントが入っていてびっくりした。
「何個目」と「何個」の違いのプリントや「幼稚な」と言ったら不適切かもしれないけど、遊びの延長のようなプリントしかやっていなかったのにいきなりこれが出てくるのには驚いた。
教科書は書き込み式で書き込まれているのだが、この「いくつといくつ」をやった形跡はない。
どんな授業をやっていきなりこれに来たのか気になるところだ。




周りの子はどんな感じだったのか?聞いた。
算数セットのブロックみたいには使って良かったそうだ。ちょっとホッとした。
でも、間違ったりしている子もいたと。

小1のこの時期というのは予習している子や全く何もしてない子との進み具合がかなり違う。
小学校の先生は大変だなと感じる。

息子はこのプリントを「ブロックを使わないでできた!」と言っており、さらに早く終わったから教室に1冊だけ置いてある「かいけつゾロリ」のまだ読んだ事のない巻を一冊読めたと喜んでいた。
(まだ、繰り上がり繰り下がりの計算特訓中レベル)

それくらい初めての子とちょっとでも先取りしていることでは差がある。
これは難しいところで、先取りしている子は本1冊読めるくらいの時間を持て余すという事となるので、子供の性格によっては簡単すぎて暇すぎてつまんないという風になる危険性もあるだろう。
(ただ、本を読んだりと「時間を有意義に過ごす事」を認めてくれているのは救いだ)

逆に初めてやる子は一気に進んだ感があり、大変だろうなと思う。
簡単な繰り下がりもない引き算だけど、計算は数をこなしてこそ瞬時に出てくるようになるわけで、いきなり学校でこれを初めてやって、その演習をこれだけたくさん授業中にやるというのは結構なストレスなのではないか?と思った。

数字を覚える力のある子なら初めてでもどんどん理解して楽しくやれるだろう。
でも、息子のように数字の組み合わせを覚えるのが大変なタイプ な場合、これが定着するまでに時間もかかるだろうし、覚えられないので毎回考えたりして結構ストレスになる。
全くわからない子は先生が2人しかいないのにちゃんとできたのだろうか?という疑問も涌く。

そして、このプリントを持って帰ってきて、結果を見て、それから親子で一生懸命取り組むのだろうけど、私のように仕事をしている人はその時間を一度に取れないのが現実だと思う。
私が息子に勉強を少し先取りさせているのはこの理由が結構大きい。「できてない。なんとかしなきゃ!」と思った時に集中的に時間を割けないこと。だから苦手分野を早めに把握するために多少早めにやらせている。早めにやらせていれば、少しずつ亀のようなペースで苦手を克服できる。

本当に、学校の授業に自分の子がどうやって臨むかは親が子供の性格と自分たちのライフスタイルを踏まえて、しっかりと考えていかないと失敗する危険性が大いにあるなと思った。 

うちの息子は性格的に「完璧主義」で「できない自分が許せない」タイプなので、予習向き。
さらに、先ほども書いたが私のライフスタイルは仕事をしているので苦手が出た時に集中的に時間を割けない。よって予習推奨。なので予習するのが最もよい。

一番困るのが、「予習しない向き」の子の家が共働きで、苦手が出た時に集中的に時間を割けない場合だ。この場合「予習をしない」を取って、苦手が出た時にどういう手を打つか?を考える必要がある。
家庭教師をお願いする、個別指導塾を活用する等外注するか。早めに何かしらの手を打ちたいもの。

学校での授業は「塵も積もれば山となる」で、つまずいたまま放置すると大変なことになる。
子供のつまずきは見逃さないようにし、その子の性格から「予習派」なのか「予習しない派」なのか?向いている方を選択して学習の意欲を削がないように親は子供をサポートしたいもの。




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saya
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