2016年06月02日

「自分からどんどん勉強する子になる方法」杉渕 鐵良

自分からどんどん勉強する子になる方法




を数ヶ月前読んだのだが、改めて読み返してみた。
数ヶ月前に読んだ時は息子が年長だったので、共感して終わりだったが、小学校が始まってから改めて読むと「そうそう!」と更に納得する事が多い。

この本の一番共感できるのはやはり「楽しくないと勉強はできない」「親が一緒に子供と勉強する」「親が勉強を楽しむ」というところ。
私が考えていることと同じだった。
なので、改めて「親も見ているだけではなくて、子供が勉強している間、競争したりするのがいいな」と実践し始めた。

とにかく勉強は楽しくない、辛いというのが一番良くないことだ。
この著者は学校の先生にもかかわらず、自分の子が学校の宿題でやりたがらないので、一問だけはやらせて、他は親である自分がやってあげたことが何度もあったそうだ。イヤイヤやって勉強嫌いになるくらいなら親がやってあげたほうがよっぽどいいと。
共感する。

また、「苦手は早めに克服しておいたほうがいい」というのも共感。
「苦手なことよりも得意なものを伸ばせ」と一般的に言うけれど、小学生のうちは苦手を作っちゃダメだと私は考えている。それは小学生の勉強はすべての基礎だから。
ここで、つまづくと次に進めないし、その分野を捨てるということになりかねない。

苦手なものはゆっくり無理せず苦しくならないように克服する。
そのためにはやはり予習までとは言わなくとも少しだけ早くやらせてみて苦手そうなら早いうちから負荷がかからないように早いうちに手を打つ。

苦手な事を何十分も何時間もやらないといけないのは辛すぎて苦手なものがますます嫌いになる。
授業でわからないとわからないので集中力が持たなくなる。そしてやらなくなりますます苦手になる。
悪循環だ。

受験を控えた1年間など、点数を伸ばす必要のある時期であれば「苦手なものより得意なものをやる」というのがいいと思う。「苦手なもの」と「得意なもの」どっちを取るかはその時々によるので、一概にどちらを優先すべきとは言い難い。
中学校などの定期テストの場合は、得意なものはやるとしても苦手なものを集中的にやったほうが5教科の合計点は上がるだろうし。その辺はその時々だろう。

この本はkindle版だと605円(2016年6月現在)でかなり安く買えることもあるしおすすめ。
ターゲットは
・勉強嫌いになっている子の親
・子供が低学年の親
・子供が中学生くらいで、勉強離れしてしまい半ば手遅れみたいになっている親

あたりかなと考えている。
きっちりやることができている親子には物足りないかもしれない。

後、私がこの手の本を読んで意識しているのは書いた人がどこよりか?だ。
大体は、学校の先生、子育てに成功したお母さん、塾の先生と3パターンなのだが、それぞれ目線が違うのでそれを意識する必要がある。

特に学校の先生や塾の先生がこれらの家庭での取り組みに対して述べている場合、それを家でできるか?と言うと、親子の関係が良くないと難しかったり、親の言う事を聞かない子だと効果がなかったりする。著者のやり方には一理あるのだが、そこに向かわせるまでが親だと難しい場合もある。

書いている事をやらせる事がまず難しいので、そこは別に考えていく必要がある。

その面に関しては成功したお母さんの本を参考にするのもよいだろう。
ただ、これも鵜呑みにはできない。子供の性格や旦那さんの協力や世帯収入など色々違うので、参考にならない事もある。

結局、自分の家でもできそうで続けられそうなものをやっていくのが大変なのだ。そこをなんとかしていく仕組みがあればなあと思う。


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