2016年08月23日
教育のミクロマクロ 「塾の先生」「学校の先生」「ママ」で役割が違う。教育者がどのポジションか?把握しよう!
教育のミクロマクロ 「塾の先生」「学校の先生」「ママ」で役割が違う。教育者がどのポジションか?把握しよう!
世の中には、このブログもそうだが、教育についての意見、ノウハウが溢れている。
本とかwebとか、意見を見る機会は様々だ。
例えば、算数の繰り上がりの計算をできるようにすることはとても大事だと言われている。
それは、繰り上がり、繰り下がりの計算が できないとそこから更に先の問題を解けるかどうかに影響してくるからだ。
こういう話をするとき、学校や塾の先生は
「繰り上がり、繰り下がりは大事だからしっかりやっておかないと後に響く」
と言うだろう。
ところが、お母さんの場合、
「繰り上がり、繰り下がりがなかなかできるようにならない。どうすればできるようになるのか?」
と考えるものだ。
学校や塾の先生はマクロ的に「どこが重要な単元か?」見ている。どこでつまづくとどこで手も足も出なくなるなど。そういうのを理解しているのは学校や塾の先生だ。塾の先生になると更に、この問題は受験によく出るとかに着目している。
お母さんはマクロ的なものより、ミクロ的に「どうやればできるようになるのか?」という具体的なやり方を気にしている。
これは立場が違うからの事だ。
なので、具体的に自分が何を知りたいのか?しっかり把握せずに、教育本読み漁ったり、問題集に無闇に取り掛かっても臨んだ答えは貰えないこともある。
世の中には、このブログもそうだが、教育についての意見、ノウハウが溢れている。
本とかwebとか、意見を見る機会は様々だ。
例えば、算数の繰り上がりの計算をできるようにすることはとても大事だと言われている。
それは、繰り上がり、繰り下がりの計算が できないとそこから更に先の問題を解けるかどうかに影響してくるからだ。
こういう話をするとき、学校や塾の先生は
「繰り上がり、繰り下がりは大事だからしっかりやっておかないと後に響く」
と言うだろう。
ところが、お母さんの場合、
「繰り上がり、繰り下がりがなかなかできるようにならない。どうすればできるようになるのか?」
と考えるものだ。
学校や塾の先生はマクロ的に「どこが重要な単元か?」見ている。どこでつまづくとどこで手も足も出なくなるなど。そういうのを理解しているのは学校や塾の先生だ。塾の先生になると更に、この問題は受験によく出るとかに着目している。
お母さんはマクロ的なものより、ミクロ的に「どうやればできるようになるのか?」という具体的なやり方を気にしている。
これは立場が違うからの事だ。
なので、具体的に自分が何を知りたいのか?しっかり把握せずに、教育本読み漁ったり、問題集に無闇に取り掛かっても臨んだ答えは貰えないこともある。
例えば、有名お受験塾に通わせれば、勉強できるようになるのか?と言ったらそんなことはない。
塾が提供してくれるのは受かるために必要な事。無駄なく勉強する為のカリキュラムだったり、よく出る問題だったり。
塾が提供してくれるのは受かるために必要な事。無駄なく勉強する為のカリキュラムだったり、よく出る問題だったり。
それをきちんとこなせば確かにある程度の受かる力がつくのは間違いないだろうけど、こなせるかどうかは本人の力に依存する。
ここをこなせるようにする能力は進学塾では教えてくれない。親が上手に導くか?家庭教師などに頼るしかない。
親や家庭教師は個人個人の性格や能力を見るという、ミクロ的な視点で教育ができる人だ。
逆もしかりで、子供の学力は上がるように教えてあげているお母さんがいたとする。でも、子供がテストでいい点数が取れない。それはテストに出る範囲がずれていたり、出そうなポイントを押さえてなかったりと、点数を上げるのに非効率な勉強をやらせているケース。
これではいくら勉強できるようになってもテストでいい結果が出せない。
ここはマクロの視点で傾向と対策をしっかり押さえるしかない。
例えばよく聞くのが学校の先生や塾の先生の経験が長かった人が母となった時、その人の子供が勉強ができるようになるとは限らないというような事。
「自分は教育のプロなので、まさか自分の子にこんなにうまく教えられないなんて思いませんでした」的な話。
それは当然といえば当然。
同じ教えるでも、全体を教えるのと個人を教えるのでは求められる能力が違う。
同じ走るにしても長距離選手が短距離でいきなりいい成績を残せるなんて事はないのと同じだと思う。
なので、私がここで一番言いたいのは?「自分が知りたいのは何なのか?」
マクロ的な事か?ミクロ的なものか?
そういう事で、選ぶ本や問題集も変わってくる。そこを間違えると、しっくりくる答えは返ってこないという事。
例えば、漠然と
「計算が苦手です」と言ってしまうと、
「計算は反復練習だから沢山やれば誰にでもできるようになる」というアドバイスを貰う。
でも、実際はや「沢山練習する」ができないから困っていたりするものだ。
「黙って素直にできないから、それをむしろ楽しんでやらせるにはどうしたらいいか?」
という、やり方を聞いた方が良い。
ただ、こういった具体的なやり方ほど、なかなか探しても出てこないのが現実でもある。
それは、ノウハウを本やウェブに出している人は教育関係者がほとんど。その場合、一人一人に合わせたミクロな事より、全体として、「この問題集がよい」とか「この塾がよい」と言った、マクロ的な戦略が多い。沢山の子の成績を効率よくあげるものを求めるのが成果に結び付くので仕方ないこと。
あとは、東大に子供を入れたお母さんなどの本も多少は参考になるので読む価値はないわけではないが、計算が苦手な子などの参考にならないと思う。
というのは、そういう子は元々素直な子だったり、地頭が良かったりする事が多い。どんなやり方でも、多分できた。
マクロ的戦略さえ間違えずにやればそれなりの成果がでる。
一番良いのは苦手な科目を伸ばしていった子のノウハウで、それもやり方は超具体的なものがあれば一番良い。
特に導入部分は肝で、一定レベルまで行けば軌道に乗るから一般的なやり方が初めて通用するのだが、本当にできない子や苦手な子は一定レベルまでが大変なのだ。この部分が参考にできる情報があると良い。(なかなか難しいが)
educa MaMa saya at 12:00│Comments(0)│子供の勉強法 実践編