2017年05月29日

数字に強い子も強くない子も、使い方次第でとても使える学習漫画「数字に強くなる」

「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ15。
「数字に強くなる」

この本の良いところ使い方について書かせてもらいます!
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良いところ「数字」の使い方がわかりやすく漫画で具体的に描かれていること。
数字に強いって、私の感覚では具体的に数字で計算して物事を比較したり分析したり判断したりすることができて、それをするのが好きな人の事。

息子はそういうタイプで、すぐに具体的な数値に置き換えようとしたり、そこから計算したりしようとします。
この本を見つけた時に「これは絶対息子に買おう!」って思いました。

なので、数字の強い人にはとても良い本です。おすすめです。


でも、数字に強くない子や幼い子にも良いと思います!
特に、小さい子
はまだ色んな知識がないので、数字に強そうと思っていてもそれをどう生かすか?本人も知らないのがもったいないなと思います。
この本は数字を使って考えるという事が具体的にどういう事なのか?教えてくれるものになっているので、小さい子や数字に強くない子にもおすすめです。


それから大きな子以外は親御さんが一緒に読んであげるのがおすすめです。
書いてある内容はそこまで難しくないですけれども、少し難しい話をしているのでもし一人で読んでいた場合そこがわからなくて読み飛ばすという勿体ない事が起こります。

この本は大人が一緒に読んであげれば、大体のことは説明できるような事がほとんどなので一緒に読んであげるといいです。

又、読むのが嫌いな子考えるのが嫌いな子必ず親御さんが読み聞かせするのがいいです。
これは本を読む目的で与えているわけではなく、「数字の使い方を理解するために使う物」なのです。

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出てくるキャラクターもおそまつくんのパクリか?と思っちゃいますが、なかなかいいテンポで話は進みますし、ちょっと疲れたな。。。と思うくらいの飽きが出るタイミングに
「え?」っとなるような子供の興味を引くような、くだらなくて面白い漫画が出てきます。

それから、
「1分間に10本売れるシャンプー」と「年間3000万本売れるシャンプー」結局のところ、どちらが多く売れているのか?みたいな単位を揃えて比べる話が多く出てきます。
言い方ひとつでイメージが変わるという事も教えてくれます!

本当、具体的でわかりやすいです。
日常生活でいかに「それっぽいこと」を言われてだまされているのか?がわかりますね。
そういう意味でもすごくいい漫画だと思います。

分数で割る割り算についても、わかりやすく図で説明するページがありました!!


この本の使い方としては、
◆数字に強い子   →    親と一緒に読む。
                                重要なところは親が簡単に解説

数字に強くない子
幼い為経験が少なく理解しにくい子
          →   親と一緒に読む。(親が積極的に先に読んでおいた方が尚良い)
          必ず解説はする。
          しかし、よく理解できないところは話の流れだけ理解できればよし。細かい理解まで必要ない!


効果についてですが、
早いうちから、なんとなくこう言った概念を頭に入れておくと、スーパーへ行った際、「どちらがお得か?」という視点を持って、疑問をいだいてそれを意識するようになります。

親御さんが
「あの本で読んだみたいにどっちがお得か?わからないね。どっちなんだろう?」
と話を持ち出すのも有効です。

日頃から意識づけをしてあげればある瞬間からわかるようになるものなので。(大人になったら日本人の殆どがこの答えを導き出せる事からそう思います)
「何年間その概念に触れていたか?」が理解に大きく影響を与える事って多いなと最近思います。

特にこう言った単位を揃えて考える方法は意識し始めてからの年数で差がつく気がします。すぐに理解できるような頭脳の持ち主なら関係ないですが。



他にも早くから知っておいた方がいいだろう概念
そういう意味で、日常的に使う概念でわかりにくいものや覚えるのが面倒なもの、教科書で初めて知ると「難しい」と思えてしまうものは日頃から説明してあげたり、考える機会があると良いと思います。(1日24時間、1分=60秒、1000ml=1L、東西南北、太陽の動きと影、地球の自転、公転、月の自転、公転、水金地火木土天海、十二支、為替、需要と供給、時速、百分率、他にもたくさんあります)

これらは一度覚えてしまえばその概念を持った事でそれらの情報を意識することができるようになります。(何度か話してあげるとより効果的です)

意識できると考える事も高度になってきます。逆に、こう言った知識がないと考えることがいつまで経っても稚拙になってしまいます。



「こんなに大人がやってあげて、一人でできるようになるの??」とお考えの方もいると思います!
でも、、、

早いうちから覚えさせるなら自分の学年より何年も上の学年でやる計算の計算方法より、こう言った概念の方が良いのではないか?と私は考えています。

こう言った概念があれば学校の勉強が急に難しい単元になった時につまづく事が減ります。
特に幼いうちはできない事を苦しくても取り組もうとは思えません。
つまづくことを減らすことで勉強に対する負のイメージを持たせないようにすることが大事だと考えています。 

「このまま親が手を貸す事でこの子は一人立ちできるのだろうか?」と思う方もいると思います。
ただ、中学生くらいになれば精神面の成長があるので、頑張って我慢してやるという事が可能になってきます。(その時点で勉強がかなり嫌いになっていると、そう簡単に頑張れませんが)

そのタイミングまでは勉強に対する敷居を周りの大人が下げてあげる事と、最初の段階はできないのが当然だという事を教える。又、反復する事で確実に力になるのだという成功体験をたくさん積み重ねて上げる事で、自分から挑戦したり、目標達成の為に我慢したりできるようになっていくのだと思います。




まとめますと、

◆小学生のうち → ①学びに対する敷居を大人が下げてあげる
          ②最初からできないのは当然と伝え続け理解させる
          ③反復の努力をすることの成功体験をたくさん積み上げる
           

◆中学生になったら → ①②③を小学生のうちに施しておけば、ある程度のベースが出来上がっているので中学生になってからは自分の力でやらせる環境を作り見守る。(でも、サポートは必要!)



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educa MaMa saya at 10:30│Comments(0)算数 | オススメの本

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