2017年07月04日

九九は早めに取り掛かった その理由は繰り上がり繰り下がりに苦戦したから

「九九なんて暗記だから早くから覚える必要ないじゃん!」って思っていました。
幼児で覚えている子とかいますが、すごいとか正直全く思いません。
あんなの歌で覚えられるのですごくもなんともないです。

「やったか?やってないか?」だけなんです。

でも、うちは繰り上がり、繰り下がりでかなり苦戦したので九九は早いうちから取り掛かるという作戦で行くことにしました。

息子は考えるのが好き。読んで知識を得るのも好き。
でも。。。
意味のない事を覚えるのが大嫌いなんです。
掛け算や割り算の理論はしっかりわかっています。
だから、5×3を 5+5+5で出そうとするタイプなのです。

解けない問題は、知っている知識でどうにか解く。
ある意味素晴らしいタイプだと思うのですが、だからからこそ99のような暗記をやりたくないタイプなのです。


これは繰り上がり繰り下がりをやっている時にわかったことです。
4+8=12 
などというのを覚えようとしないんです。
頭の中で数えているんです。
いつまで経ってもそうやってやろうとするので、このままだと桁数の多い計算でつまづくと思って覚えさせました。
しかし、すごく拒絶反応があり大変でした。
バカにして覚えようとしないというか。

学校でやってからだとプライドが高いので、凹んでもう二度とやりたくなくなると思ったので夏休みに頑張ってやりました。まだ怪しいところはありましたが。(すでにやり始めているので「こんな低レベルな事もうやりたくない」という状態でした ここからやらせるのは本当に大変。)
でも、冬休みの宿題に計算カードを毎日やるというのがあり、真面目な息子はそれは毎日取り組んでいたので良かったです。でも、それはきちんと覚えているからやれるわけであり、覚えていなかったら泣いて訴えられたと思います。


息子は暗記力はある方だと思います。それでも、覚える意味がわからないから覚えたくないんです。
納得できないと覚えようとしないタイプなのです。本当に厄介です。

算数って四則計算の理解と暗記、それ以外は計算のルールに則ってやる事数学的に考えて解く事という大きく分けて3つだと思うんです。
息子は四則計算の理解はできていますが、暗記をしたがらないんです。計算のルールに則ってやるというのもあまり好きではないですがこれは考えながらできるのでまだ平気です。数学的に考えて解くというのは多分好きだと思います。

でも、この四則計算の暗記って基礎の基礎なんですけれどもね。
これができないと、数学的に考えて解く事に到達できません。
多分息子はその部分はとても好きな部分だと思うのですが、計算が暗記できないから得意なものに届かないというのはもったいないのでこちらも必死で覚えさせる必要があります。

九九に関しては暗記するために長期で負担をかけずにやっていくしかありません。
WEB上にあった「いんいちがいち」という九九をコピーしてエクセルに貼り付けて印刷しました。
それを半年前(1年生の冬)くらいから毎日読ませるようにしていました。



02


昨年はお風呂で99の歌も聞かせていました。
これ又「歌がきもい!」と怒っていましたが。

で、今日なんとなく試してみたくなったので、2の段と6の段を言わせてみました。
2の段は完璧でした。6の段は1つ間違えました。

毎日読んでいたからか?割と覚えているのだなと。
少しホッとしました。
9割できていれば後は学校でやるちょっと前に完成させれば良いので、やるべき事は終わったなと。

先取りしてどんどん進むというよりは、嫌いなものは早いうちからストレスをかけずに「とりあえず読む」などのルーチンでできるようにしてあげる。長い期間ルーチンで取り組んできた事は体が覚えるので、負荷をかけなくても自然と覚えられます。

これは息子を育てる上で見つけたやり方です。

ピアノもそうですが、息子が好きじゃないものだけれどやらなきゃならないものは早めに手をつけて長い期間を設けて取り組むこと。 そうしていけば、一度にたくさんの新しいものを覚える必要がないので負担になりません。一度にたくさんの新しいものを覚えるというのは覚えるのが好きな子、得意な子にしかできません。

私は子供の頃、実家で妹が泣いて怒られながら九九を覚えているのを見てきました。
自分は全く苦労しなかったのですが。

ですので、覚えるのが苦手な子、嫌いな子が短期間で覚えさせられるという事がいかに大変か?そして親にも負担がかかるか?を知っています。

そこで見たものが息子の時に役に立っているということです。
特に私の妹と息子は似ているので「どういう事が起こるか? 」予測できるのです。

九九を幼児の頃から完璧に覚える必要はないですが、2年生の後期に始める直前までに仕上げるために、1年生から少しずつ取り組み始めるというのは悪い事ではないなと思っております。

ちなみに幼児で覚えさせても使わなければ忘れます。
歌としてなんとなく覚えているかもしれませんが、間違って覚えてしまう危険性もあります。
九九にはそういう間違えて覚えてしまいそうな箇所が沢山あります。

幼児のうちに覚えておいた方がいいのはむしろ足し算九九です。
繰り上がり繰り下がりに苦労した息子を考えると、足し算九九は幼児時代に覚えさせておいた方が良かったなと少しだけ後悔しております。

クイズ形式で覚えさせておけばもう少し楽だったのかもなと思います。
まさか、算数に暗記があるなんてあまり考えていませんでしたし、自分が計算に苦労しなかったのでこれが覚えられない子がいるという事が最初衝撃的でした。

息子を育ててみて知る事は結構ありました。

四則計算の基本の計算だけ覚えておけば、息子に関して言えば他はルールに基づいてやる事と頭を使ってやる事がほとんどなので算数はそこまで苦労はないかなと考えています。

時間やLやMなどの単位は得意分野です。
文章題も得意なので、手がかかるのは基本の計算だけだなと思っております。 


計算につまづいているお子さんや、覚えるのに時間がかかったりするお子さんには少量からでいいので早めに取り掛からせると良いと思います。  



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educa MaMa saya at 06:46│Comments(0)計算 

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