2017年07月12日

自信をつけてあげることがとにかく一番大事なことだと最近思っています

■警戒心が強くて自信のない子は、親の働きかけで自信を持てる領域を広げられる

息子を見ていると本当に思います。
以前はすごく自信のない子でした

警戒心が強く、自分に厳しく完璧を求める性格なので、自己評価が低くなりがちで、だから挑戦するのを嫌がる子でした。

この性格は私の妹に似ている部分があるので「遺伝だな」と思ってしまうわけです。

でも、変えられるんです。
根本的には変わりませんけど、自信を持てる領域を少しずつ増やしてあげるんです。
怖くない場所を少しずつ広げてあげるんです。
だから、根拠もなく自信を持って何にでも最初から挑戦できるようになるわけではないのですが、できるが増えてくると、「やってみようかな」と思える事が増えてくる感じなのです。


警戒心が強い子は食わず嫌いが半端ないです。
知らない食べ物が出てくると
「なにこれ?」
とすごーく嫌そうな言い方をして聞いてきます。
もちろんそれは食べ物にとどまりません。

こういう子の場合、大きくなってからこれを変えるのって結構難しくなるのが想像できます。
特別な出会いとか環境とか何かきっかけがない限りどんどん狭く狭く生きようとするのは間違いありません。

こういうタイプの子は幼児になったら少しずつ成功体験を増やしたり、「やったら絶対楽しいと思うのに!」というような事はご褒美をつけてでも無理やりやらせてみます。
すると「楽しかった」とか言われる事がほとんどです。やらせてみて嫌がったらもうやらせませんが。


■自信がついて挑戦してみようと思うサイクル

楽しい → できた(自信がUP  嬉しい) → 挑戦してみよう → 楽しい → ....

というサイクルが生まれるとどんどん成長していけるのですが、息子のような警戒心の強い子は「楽しい」の前でつまづいてしまいます。

「楽しい」の前でつまづく子は意外といます。
例えばうまくできないから楽しくなかったり、親と離れるから嫌だったり。。。
そういう嫌な理由を取り除いてあげる事が出来れば最初の一歩の「楽しい」ラインにようやく立てるんです。

気難しいタイプの子はこういう理由が多くて、最初の一歩に踏み出せません。
ここはやはり親御さんの力で「楽しい」に連れて行くのが大事だなと思います。



又、世の中、「楽しくない事でやらなきゃいけないこと」もたくさんあります。
年長さんや小学生になると今度はそういったものを乗り越えなきゃなりません。

その場合、さっきとはスタート地点が変わります。

できた(自信がUP  嬉しい) →  挑戦しよう →  できた(自信がUP  嬉しい) →  挑戦しよう.... → いずれ楽しい!がくることも!?

こっちの場合は「できた」という成功体験がないとなかなか挑戦できません。
「できた」の前に色々できるための特訓が必要なのです。


■忍耐力のない子が苦手を克服するための方法


要領のいい子はすぐにできたりしますが、要領のよくない子はすぐにできません。
さらに、忍耐力のある子はなんとか自信をつけますが、忍耐力のない子は諦めてしまいます。

要領が悪く、忍耐力のない子には一つ一つどこで引っかかっているのか?分解して考えて、何をすればレベルが上がるか?考える必要があります。
これはとても難しい作業です。

ただ、一つ一つの訓練メニューは楽しい事に結びつける事が可能だったりします。また、小分けにすることでストレスを極限に抑えられます。長時間の訓練は負担になるので、朝1回、夜1回などやる回数も小分けにします。ここが大事なところだと思います。

この方法は要領のよくない、且つ忍耐力のない子以外にも勿論使えます。
苦手分野の克服はこういうやり方でやっていくのが一番だと思っています。

小分けの訓練だと、小さな成功体験を沢山できるので自信がつけられます
沢山自信がついたところで、やるべき本題に取りかかれます。

本題に取り掛かって、それをこなせるようになると更に大きな自信が持てて、それが沢山集まると「挑戦」するようになります。


■慎重で自己評価の低い子へは「あなたは上位なのだよ」という客観的な比較も必要

更に息子のように慎重なタイプは自己評価が低いので「みんなこれくらい出来ている」と思っています
そういう子場合、自分が結構できていても気づかないものです。ですので、そこは親御さんが褒めたり、「すごいんだよ」と言う事を伝えてあげるのがいいと思います。

周りと比較する事はあまりいいことではないと言われていますが、息子のようなタイプには自信をつけるために必要です。上位側のものに限りますが。息子は小学校1年間を通して、自分は他の子より難しい本を読んでいると言う事を自覚し、自信をつけたので「更に沢山読もう!」とか、「もっと難しい本に挑戦してみようかな」と思うようになりました。周りの子がどういうものを読んでいたか?わからなかった場合、ここまで挑戦しなかったでしょう。比較は上手に使えばモチベーションアップに使えるものだと思います。


■比較する時の注意事項

一緒くたに「比較はよくない」と言い切るのはどうかなと思います。
比較しないと自分の個性だって見えてこないと思います。勿論、絶対評価は大事です。自信を損なわせるような比較はあまり小さい子にする意味がないと思いますが、自信をつけるための比較は必要だなと思います。ただ、小さい子は「〇〇くんより自分の方が上」とか言いたがって、それで相手の自尊心を傷つけることもありますので、そういう事を言われたら嫌な気持ちになることなども説明して理解させないとなと思います。

子供が平気で人を傷つけるような事を言うのは単に「知らないから」だと思うので。
それを言ったら相手が傷つくということを想像できていないだけなので。

上位側に行けたら「みんなよりできる」って本人が自覚できるようにしてあげるのはいいことだと思います。それは「得意な事」なわけですから。
「得意」って比較しないとわかりません。いくら一流のスポーツ選手になれる実力があっても、誰かと比較しないとわからないですよね。一人ではわかりませんから。

「苦手な事は比較しない」という事かもしれませんね。
「苦手な事はどうしたらできるようになるのか?考える」ですね。
 
そもそも「苦手」という時点で比較されているわけですから、苦手な者同士で比較する意味などありませんし。



 ★この記事をご覧になった方は下記の記事にも興味を持ってくださっております。

→ 漢字の読みを覚えるのに有効です!


→ 「うちの子本を読まなくて本当困っている」という方にオススメです!


ピアノの練習嫌いな子への効率的なピアノの練習 流れ 苦潰し ピアノ歴1年以上
→ ピアノの練習嫌いな子への処方箋です!是非ご一読を!!ピアノ練習記事は他にもあります!


◆計算カテゴリ 一覧◆
→ 繰り上がりの計算が苦手だった小1の息子が計算得意になるまで試行錯誤を記録


普段から世の中の事を話してあげたり、ニュース番組を見せながら解説するとおのずと覚える国のトップの名前
→ 息子の社会への興味はすごいです!知識もすごく増えつつあります。特別な学習はさせていません。テレビ、本、親の話の活用だけです!どなたでもすぐにできます!!
 「社会」カテゴリーに沢山記事あります!


数字に強い子も強くない子も、使い方次第でとても使える学習漫画「数字に強くなる」
→ ml、時間などの単位の学習のヒントがあります!


自然体験に興味なくても理科好きになれる?「目は2個あるのになんで物は1つしか見えないの?」という子供の疑問に答える為にコレが使えた!
→ 登園途中に咲いている草木から、学べることは多いです。草木だけでなく、影とか月とか。そういうお話をしてあげれば子供は自ずと科学に興味を持っていきます
 
 
反復演習といえば公文式。でも公文式にお任せするなら推奨しない。
→ 安易に公文式をやれば「できるようになる!」とお考えの方、一度お読みいただければと思います! 

英語の早期教育について思う事
→ 0歳6か月から英会話に通わせてます。「日本語がしっかりする前に英語をやるなんてどうなの?」というご意見に対して思う事を書いてます。

◆目次ページ◆ はこちらになります!!

  人気ブログランキング


  • このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
■プロフィール
saya
2児の母、教育ママ、
ワーキングマザー
家事嫌い、改善好き

よろしくお願いいたします!
↓↓↓↓↓↓↓
人気ブログランキング


◆目次ページ◆
 
読者登録
LINE読者登録QRコード
記事検索
ギャラリー
  • 1歳、2歳の子が机に向かって先生の話を聞いてる座ってる衝撃
  • 小学生(4年生)でも1人でできるオンライン英会話(dmm英会話)のやり方 その2
  • 作文力アップのための書き写し 陰山先生のドリルが丁度いい!
  • チャレンジイングリッシュ 一人でできるものが増えてきた
  • 探していたイメージの漢字テストを発見!! 小学漢字1006の書き取りテスト (漢字パーフェクトシリーズ)
  • 小学校の授業だけだと理解するのは大変なのもわかる気がした 理解力のある子以外は予習が肝心!
QRコード
QRコード
メッセージ

名前
メール
本文