楽しく学ぶ!

2017年03月29日

1L=10dl=1000mlの関係 実物のイメージを持つこと

という記事で紹介したが、上の子は年長の頃からお風呂でmlやLについて遊びながら体感してきた。

今は1Lは 1000mlということを理解しており、
「2Lのペットボトルは何ml?」
と聞くと
「2000ml」
と答える。

mlとLの関係や変換はできるようになっているので、学校で出てくる普段使うことのないdl(デシリットル)をそろそろ教えようかなと思った。
確か、2年生でこれをやるのでもうそろそろ学んでもいいかなと、そんな感じだ。

息子には
「1Lさんには10人弟子(デシ)がいる。つまり1Lには1dlが10個入っているということね。」
という教え方をした。

すると、息子は
「あ、じゃあ1dlは100mlってこと?」
と、質問もしていないし、教えてもいないのに計算して出してきた。
これには関心した。

「では、2Lさんにはデシは何人いるの?」
と聞いてみたり。
「20人!」
正解!!


息子は頭の中にイメージが出来上がっているのだろう。
dlという名前は初めて聞いたけど、
「1L=10dl=1000ml」という内容を数字上だけでなく、実物としてイメージしているのだろう。
だから容易に変換できたのだ。

「1L=10dl=1000ml」を数字だけで理解できる子もいると思うが(私はそうだった)、冷静に考えるとこの関係を実物を見ずにイメージして変換するのは、苦手な子には難しいということだ。

Lやml、dlの関係を学ぶのにももちろん良いが、子供というのは器の底の大きさを考慮せず、入っている水位だけで量を判断しようとするので、実際量を計ってみての驚きは大事だと思う。

また、桶に何L入るか?入れて計ってみたところ、意外な展開だった。
2L入れた時、後500mlくらいしか入らないだろうなと私も息子も思っていた。
ところが1L入ってしまったのだ。これにはとても驚いた。全部で3Lも入った事が衝撃的だった。
実際入れていないとわからないもの。

こういった実体験も楽しいし、子供が興味を持ってくれるのでとてもおすすめ。

また、
1Lが牛乳パック1本
2Lが大きな水のペットボトル
500mlはジュース等のペットボトル
350mlはビールの缶

こんな風にいつも具体例を出したりしている。

親野智可等さんの本で以前見た気がするのだが、
牛乳パックの底を1dl分に切って、それを使って水を入れさせたりすることで
1dlをつかむというのが良いとのこと。

100均などで、100mLのカップを買うのもいいかもしれないなと思う。




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2017年01月07日

塗り絵の好きな息子に塗り絵のテクニックを伝授



塗り絵好きな息子に、上手に塗っているように見えるテクニックを教えた。
この上のウサぴょんはその塗り方で塗らせた。(まだ途中だが)






ちなみにこの上の写真のエモンガとジバニャンはもともと息子が学童で塗ったもの。
独特な色合いで塗ったり、不思議なところで色を切り替えたりするのが好きなよう。
私は紫色が好きなのでこの色の組み合わせは嬉しいもの。(笑)
だが、なんか勿体ない感じがするのだ。綺麗に塗っているのに。。。





今回教えたテクニックは単純にテクニックと言っても上記のように縁取りを強くするだけ。
こんな事ある時期になったら女の子は普通にやっている塗り方だ。

でも、これをやるだけで絵がうまく見えるから不思議。 
意外と色塗りにしてもお絵描きにしてもコツを掴んでいればうまくできるもの。

息子のお絵描きはまだそのまま放置しているが、本人が描くのが好きでうまくなりたいという要望があればいつでも応えようと思っている。塗り絵は本人が塗るのが好きで、綺麗に塗るという事がある程度できて、やり方を教えたら一気にうまく見せられそうと思ったのでテクニックを教えた。
お絵描きはまだその域にまで到達していないので、あまり口出しはしないようにしている。(うまくないのだが)

私は美大卒なのだが、元々子供の頃から絵を描くのが好きだった。
写生はうまかったのだが、色塗りがずーっとイマイチだった。
小4の担任の先生がすごい先生で、運動音痴だった私が逆上がり、二重跳びなどどんどんできるようにしてくれ、さらに絵の指導も良かったので、塗り方や物の色を見る見方を教えてくれた。
そこで初めて私の色塗りのレベルが上がったのだった。

自分の親にはいつも
「あんたは、描くのは上手いのに色塗りがね〜」とダメな部分だけ強調されていた気がする。
今になると、「じゃあ、綺麗にうまく見える方法を教えてくれ!」と思うわけだ。

それで、自分の子供には本人が望むなら早くからコツを教えてあげたほうが塗る楽しさをもっと知れるだろうと思い早々と塗り方を伝授した。
と言っても、まだ1段階目。これが完成したら、グラデーション塗りや重ね塗りなど教えてあげようと思っている。

いい絵を描く方法は教えられるかわからないけど、うまく描くコツなら教えられる自信がある。
息子が中学生くらいになって、その時美術の内申点とかが仮に必要で本人も望んでいるならば、絵をうまく描くための指導をしようかと思っている。

絵にはコツがあるので、単に「うまく」描かせようという指導をすれば、うまく描かせる自信が自分にはある。デッサンの仕方、塗り方(色鉛筆、クレヨン、水彩、油)、構図など私が子供の頃から好きで研究してきたところと、美大受験で学んだことを合わせると(特に構図や遠近感など)知っていれば「上手な絵」は描かせること可能だろう。特に美大受験は短時間で仕上げるという厳しい条件があるので、効率的にならざるをえない。私は効率化が好きなので道具の特質などを理解してそれを使い分ける事で短時間で手数がたくさん入っているように見せる方法などを取るようにしていた。

そういう目で見ると、息子の塗り絵は惜しいなと思わされるものだったんだろう。

ちなみに子供の頃は漫画絵を描いていたので、デッサンとかにとらわれず、漫画絵をうまく描きたいという要望があるならそれに対する指導はできるなと思っている。(笑)


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2016年09月02日

受験によって伸ばされる子、受験によって潰される子

最近気づいた事だが、受験によって伸ばされる子がいるのはわかるが、受験によって潰される子もいるという事。

どうしたら潰されないで済むのか?
「たぶんこうすれば大丈夫だろう」という回避策が一つ思い浮かぶ。


私はまさに受験によって潰されるタイプの人間だと思う。
それが、メンタルの弱さから来ているのか?なんなのか?はわからない。

高校受験の前の最後の追い込みとか、そういうものと戦うメンタルがなくて、毎日情緒不安定だった。
やる気は出ないし、なんで勉強しなきゃならないのか?納得いかなかった。

私は大人になって、テストは嫌いだが勉強は嫌いじゃないと自覚するようになった。特に、テストのためにする勉強。いい点数取るための勉強が嫌いだった。それはつまらなかったからだ。

私は知る事、探求する事は好きだが、詰め込んだり、テストの為にトレーニングしたりが嫌いだ。
自分の為に覚えたいと思って覚える事は覚える必要があると思えるので頑張れるが、テストの為に覚える気にならないのは自分がそれに対して心から必要性を感じていないからだ。

例えば目的もないのに我慢して、テスト勉強や受験勉強を無理にやれる人もいるだろう。こういう人は強い。

又、その学校に受かりたいからという目的で頑張れるという人も私は強いなと思う。

だが、皆んなそうやって頑張って乗り越えてきているけど、受験のように年単位の我慢、しかも過酷な我慢って、終わった後の反動がすごい気がしている。

ダイエットのリバウンドと同じだ。
ダイエットは目的の日に備えて絞るなら過酷な事を一時的にやればいい。だが、その体型を保ち続けたいのなら、続けられる緩やかなペースで永遠に継続する事の方が大事だ。


勉強の場合、大学合格が目的なら大学に入れたら勉強しなくなる。
就職が目的なら就職できたら勉強しなくなる。

優秀だった友人も大人になってからも勉強している人は少ないなと思う。
だけど、学ぶ事が本当に好きな人は本人にとっては勉強だとか思わないかもしれないが、勉学を継続している事にはなるのだ。

資格だとかのためでなく、ただ好きだから学んでいる。勉強会等に参加するようになってからはそういう方々に沢山出会ってきた。

勉強は楽しいからするんだと、改めて思う。
楽しくないなら続かない。

勉強が元々楽しければ、受験勉強は別物であるのでそこの苦労は同じかもしれないけど、受験が終わった後に勉強を止める事はないだろうと。私は受験前に勉強の楽しさに幾分か気づいていたが辛い受験で潰されて、「勉強が楽しい」という気持ちを持ち直せるほどではなくなっていた。

今も「もっと勉強が楽しいと感じられていたら…」と、そこだけをとても悔やんでいる。でも、子供の頃、それを自分で用意できるものでもないので悔やんでも仕方がない。違う家に産まれたかったというようなものだ。

そう思うと、我が子を含め、子供達には勉強が楽しいものだと自然に伝えていけたらなと思う。

息子は私に似たタイプなので、受験で潰れて勉強が嫌いになりそうな要因がかなりある。男の子だし、負けず嫌いなので、頑張る時期はきっと彼なりに頑張れるだろうと思う。そこは私と違うけれど。

だけど、受験が終わったらその反動で勉強しなくなるのも想像できるので、やはり勉強がとても好きなものにしておく必要がある。

以前に書いた記事に、
「高校生になった時に好きな事ベスト3に勉強が入るくらい、勉強が好きになるのが理想的」と書いたが、本当そうなるようにしてあげたいと思う。

鍵は理科社会が好きになる事。
(これもいろんな記事に訳を書いている)

これらに興味を持てばその先、本を読むようになるチャンスが沢山ある。本は沢山読めば読むほど読み慣れる。
本が読めるようになると自分から色んな事を知れるようになる。
漢字も覚えるし、いろんな教科に繋がる。物事に興味関心があれば、興味のある英文を読む機会にも恵まれるかもしれない。

ただし、数学だけは別物だ。
本を読んだところで影響は及ぼさない。
理科が好きであれば多少関わる部分はあるだろうけど、数学には別の面白さがあると思うので、これに関してのみは別のアプローチが必要かなと思う。


最後に、「なぜ私が生涯勉強し続けられる人になる事を重要視するのか?」と言ったら、それがどんな時代でも最後は自分で判断して幸せになるために必要な事だと思っているからだ。

選択肢が多い時代だ。
選択の仕方によって人生が大きく左右される。
そういう時代に、学び続けるのが大事なのは言うまでもない。
学び続ける為にはそれが楽しい事である事。そうでないと続かない。

だから、勉強の楽しさが、知る事の楽しさが、わかる事の楽しさが、繋がっていく事の楽しさがわかるようになったらいいなと思いながら、子供を育てているのだ。



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educa MaMa saya at 23:30|PermalinkComments(0)

2016年08月10日

バカにしていた算数セットの計算カード意外と便利 これを使って戦いゴッコをやる

繰り上がり、繰り下がりの計算が覚えられない息子。
もう数やるしか覚えるようにならないとは思っているので、やらせる為に色々試してみた。

できない事をやるのが苦痛の完璧主義タイプの息子はこの苦手を克服する練習が大嫌い。親も大変。いかに嫌がらずできるかを模索し続けている。

小学校の夏休みの宿題で、計算カード(繰り上がり、繰り下がりなし)を毎日やるというのがあるのだが、繰り上がり繰り下がりのカードも一緒に入っていたし、なんか意外と使い勝手が良いので(混ぜこぜにできるし)夏休みを利用してこれを徹底的にやろうと考えた。

とはいえ、結構時間がかかる。
そして、何より集中力がすぐに切れる。なので、1人でやらせるのはやめた。

ところで、昨日楽しいやり方を思いついた。うちにはポケモンや妖怪ウォッチのぬいぐるみが沢山あるのだが、それらを戦わせる事にした。



息子が計算正解したら私のメガ進化ポケモンがダメージを食らう。実際、ぬいぐるみ同士で攻撃をする。逆に息子が間違えたら私のメガ進化ポケモンに攻撃される。適当なところでやられたら新たなメガ進化ポケモンにチェンジする。ポケモンリーグみたい。

細かいルールは決めていない。
細かいルールがあった方が夢中になるタイプだったら、例えばおはじきを分けて、それをHPとする。1回正解で1ダメージ。HP分のおはじきがなくなったらポケモンチェンジとか。細かいルールは色々考えてやればいい。

何より小学校低学年の男の子といえばこういう戦いが大好きなので、そんな細かいルールなくても喜んでくれる。

中には遊び要素が強いと更に集中できなくなる子もいるだろう。だから、みんながこのやり方に向くとは思えないけど、うちの子みたいには向いている。


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educa MaMa saya at 19:24|PermalinkComments(0)

2016年07月27日

漫画やゲーム。日常生活の娯楽から吸収できる知識は多い。最近の息子の吸収色々。

漫画、ゲームもバカにできない。
最近の息子の知識の吸収に関して。

・「xが横(軸)、yが縦(軸)」と説明してきた。これはプログラミングの講座の時に「x座標」が〇〇より大きい時など定義した事で覚えた。 キャラクターの上にカーソルを合わせると、ある箇所にその位置情報が出てきて(x=6,y=-49など) それを見せながらも説明した。するとすぐに子供は理論を吸収。
「なんで縦がyで横がxなの?」などという疑問はぶつけられなかった。でも、これについて調べて見る意味があるかもしれないなとふと思う。
「これ(xが横、yが縦)は中学生で学ぶんだよ〜。だからまだ1年生で誰も知らないかもよ〜。」と言ったら大喜び。「自分しか知らない」というのは息子にとってのステータスなのだ。

・西と東の位置関係が具体的になってきた。東から日が昇って、西に沈む。(星、月も含め)こう言う知識はあったのだけど、コナンの漫画を読んで「西の服部」という探偵がいる事を説明してきた。「西って地図のNとかそういうのでしょ?」と聞いてきたので「そうそう!Nは北。西って大阪とか?って聞いたら」息子は「確かそっちの方」と。コナンは東らしい。最近私がamazonプライムのアニメで見てハマっている「弱虫ペダル」にも大阪から来た「鳴子」というキャラが出ていて、そいつがすごい大阪弁なので、この話し方を聞くのはこれは子供のためになるなと思ったりする。「方言」という言葉を先に学んでいるが、いまいち説明だけだとしっくりこない。でも、「鳴子」の話し方を聞いていれば「あれが方言か!」とわかるわけだ。(大阪の人に言わせたら、「方言」って言われたら嫌かもしれないけど)

・「5ドルは500円でしょ。10ドルは(ちょっと考えて)1,000円だよね。」
すごい。為替の概念わかってる。
私が為替について教えていたのもあるし、今妖怪ウォッチ3では主人公のケイタがアメリカに引っ越したので「ドル」が使われているようなのだ。
知識を一旦入れ込んだ後、頻繁にその概念が出てくるとそれに対してよく理解するようになる。


 と、まあ、日常生活やサブカルチャーから吸収できる事は色々ある。

身構えて、学習書、図鑑などで固めるより、入り口は楽しいものからである事に越した事ない。
入り口に入ってくれたらここからが凄く肝心なので、そこからは図鑑だとか辞書だとか、webだとか駆使して興味を膨らませてあげるのが大事。
 
小学生のうち、特に低学年の場合、中学受験をしないのであれば特別な勉強しなくても、日常生活から色々吸収できる。ただ、感度の高い子以外は周りの大人がアンテナを張り、入り口から上手く誘導してあげるのが良いと考えている。


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educa MaMa saya at 09:30|PermalinkComments(0)
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2児の母、教育ママ、
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