計算
2017年04月11日
暗算が楽な子には筆算をやる意味を教えないと筆算をしてくれない!
あれだけ繰り上がり繰り下がりの計算が苦手だった息子は滅多に計算ミスをしなくなりました。
更に頭の中で2桁同士の計算は割とできるようです。
息子に合ったやり方で沢山練習できたからだと思っています。
ところが、暗算ができると筆算が始まった時に筆算をする意味が理解できないようなのです。
特にうちの息子のように、屁理屈っぽい子はやる意味を受け入れないとやろうとしません。
まだ学校では始まっていないのですが、チャレンジタッチに出てくると言うので、一緒に見てあげました。
確かに暗算でいいよねと言う問題です。
でも、隣に筆算の式を書かせる欄があります。ここへの書き方と、計算の仕方はわたしが説明しました。
それから、やはり筆算をする意味がわからないとのことなので、
「今後3桁4桁5桁の計算をする事もでてくる。大きな数同士の計算は筆算の方がやりやすい。その時に筆算に慣れていると早く間違えずに計算ができるから、今のうちに書き方とやり方だけ慣らす為に練習すると考えるんだよ。」と伝えました。
本人も納得したようで、それでやると思えたようでした。
よくわからないけど、書かなきゃいけない事、やらなきゃならない作業。
そこが腑に落ちないと気持ち悪い事、算数・数学ではいっぱいある。
線分図とかも、内容が難しくなるまでは必要性を感じないので「なんでこんなの書かなきゃいけないの?頭の中でわかるよね?」と私も昔思っていました。
でも、今は線分図があった方が早いのがわかります。それは、線分図を使わないとわかりにくい問題を解くようになった経験からがあるからです。
その為の練習と言っても中々子供は納得いかないかもしれません。
必要性に気づいてからでも遅くないとは思います。
ただ、遅れを取り戻すのが苦手なタイプならやはり先に納得しておく必要があるのかなと思います。
educa MaMa saya at 09:39|Permalink│Comments(0)
2016年12月25日
2桁-2桁の繰り下がりを先に特訓していたら、2桁+2桁の繰り上がりの足し算は勘でやり方想像できるわ、計算は間違えないわとびっくり。
自作の繰り上がり足し算プリント。
エクセルの関数 rand() rank() vlookvp()を使用し、並び順はランダムにだせるようにした。(エクセル関数大好き)
これをやらせてみてわかったのは、タイトルのまんまだが、繰り下がりの2桁-2桁を先にとある事情でやっていたことで、繰り上がりの2桁+2桁の足し算が難なくスムーズにできたという事。
足し算と引き算には関係性があり、なぜだかよくわからないが、引き算をやっていると足し算にも影響するように感じた。
詳しくは ◆計算カテゴリ 一覧◆ を参照
ちなみに2桁-2桁の引き算はできるようになってからは毎日朝12問ほど解かせるようにしている。
(朝起きれない日など除く)
そもそも、息子は繰り上がりの足し算はそこまで苦労しなかったというのもあるかもしれない。
大人から言わせると、繰り上がりも繰り下がりもどちらも難易度は同じと思えてしまうのだが、息子は繰り上がりの足し算は苦労しなかったのに、繰り下がりの引き算はすごく手こずった。
そういう事を考えると、繰り上がりの足し算が苦労せずにできたのは納得できる。
ただ、解き方も想像できたのは2桁-2桁の繰り下がり引き算を先にやっていたからだろうと思う。
面白いものだ。
educa MaMa saya at 02:11|Permalink│Comments(0)
2016年09月08日
2桁-2桁の繰り下がり引き算
2桁-2桁の繰り下がり引き算、9日目にしてようやく全問正解。
とは言え、今まで間違えたのは全て、1の位。2桁-2桁のやり方は十分に理解していて、10の位は間違えないのに、基本的な暗記がしっかりできていないから1の位を間違える。
まあ、1の位を完璧にするためにこれをやらせているわけだから良いかなと思っているけど。
因みに15-8等の基本の繰り下がり引き算のみの問題はプライドが許さないようでやりたがらない。
朝、基本の繰り下がり引き算の式と答えを写させていたが、すごく嫌だったようで毎回怒り、やるのをやめることにした。
とは言え、朝晩繰り下がりの引き算はやらせたいのでどうしようかなと。
夜やっているこの2桁-2桁の計算プリントを少なめにやらせるのはどうか?と思い、本人に確認すると「いいよ」との事。
最初のうちはミスをするたびに自分が許せないようでかなり切れていたが、毎日やって随分慣れたようだ。
それもあり、そこまで嫌がりもせずやっていた。
本人が嫌がらずやれるものが一番良い。
多少背伸びしていたとしても、慣れてくればなんとかなる。とりあえず、毎日毎日これを当分は続けたいものだ。
四則計算は本人のやりたいやり方で沢山やらせるのが良い。
「嫌だ」と言われたら、やり方を変えてみる。
ただひたすら、無理やり覚えさせようとやらせても良い結果は出せるものではない。
覚えるためには何回も反復しなきゃならない。反復は大変な作業だから、本人が一番嫌がらないやり方を見つけるのが大事だなと思った。
ノートに写す。
暗記カードを使う。
音読する。
アプリでやる。
問題を解かせる。
パッと思い浮んだものだけでもこれだけ方法はある。
更にうちの子のように、プライドが高い場合は難易度をあげて、基本的な暗記ができるようなものを用意する。
簡単なものの方がやりやすい場合は簡単なものを出題する。
最終的に覚えればよい。
そう考えると、頭の柔らかい4歳、5歳くらいのうちに繰り上がり繰り下がりの基本の計算36パターンまではやっておいても良いかもしれない。
2桁-2桁以上は頭が論理的にならないと難しいので。
自分の子供に教えて初めていろんな事がわかり面白いものだ。
educa MaMa saya at 19:00|Permalink│Comments(0)
2016年08月26日
プライドの高い息子には、18-9までの繰り下がりを完璧にするより、繰り下がりのある2桁-2桁の計算の方がやる気になるという発見!
18-9までの繰り下がり計算36個を計算カードでやらせていたが昨日は文句ばかり言うので、
「これができないと後々難しい問題ができなくなってどんどんわからなくなるんだよ」
と説明してやった。
具体的に、2桁+2桁の繰り上がりなしからやり方を教えてやらせてみた。
ここに繰り上がりがあるから基本を覚えなきゃいけないんだよと教えるために。
繰り上がりなし、繰り下がりなしは簡単だった。
だが、 繰り上がり繰り下がりはどうだろう。
繰り上がりは仕組みも理解し、18+13などの場合、8+3をやるという基礎的な繰り上がりが入っていて、この基礎ができないとできるわけないのだが、息子は難なくやり方に従って計算した。
「あれ???できた。 まあ、繰り上がりの足し算は大体できるしね。じゃあ、引き算。」
と、繰り下がりの引き算をやらせた。
まずは、34-16 。
「4-6はできないから3(30)から10もらって 14にして14-6を最初にやって!」と説明。
息子「8」
「なんでだ??繰り下がりの引き算いつもできないと怒っていたではないか。」
そして、やり方通りに答えを書いて終える。
もう一問やらせた。
35-18
やり方は少しアシストしてあげたが、やり方は理解している。
そして、15-8=7だとあっさり答えている。
一体なんだったんだ?今まで繰り下がりの引き算できないって、怒ってたし、「わかんない」とか間違えたりしていたよね?
息子場合、繰り下がりの引き算をやる時に何か雑念が邪魔をしているのではないか?と今更ながらに気づいた。
「本当はすごく難しいのをできるようになりたい。できている自分でありたい。」
そういう気持ちがあるのかもしれない。
でも、今の自分は一番簡単な部分でつまづいていて計算へのやる気も失せている。
よく、計算が得意なお友達のことを
「あいつは計算が得意なんだ!」と認めている。
私はよく、悔しくなんないのかな?悔しくて悪口言いたくならないのかな?と思っていたけど、あえて認めることで自分への怒りを押し殺していたのかもしれないと思った。
「あいつは算数が得意で、俺は国語が得意なんだ」
そんな事も言っていた。
で、息子に
「こっちの方(2桁-2桁の引き算)がいい?」
と聞いたら、
「うん。こっちは楽しい」
と。
気持ちの問題は大きい。
何度やっても忘れている繰り下がり引き算の答えがスラスラ出てくるようだ。
気持ちの問題もあるだろうけど、こっちの方が頭を使うからきっと楽しいんだろうなとも思う。
息子は頭を使わないで覚えるという作業がまず向いていない。
だから、頭を使って考えて問題を解く上で繰り下がりの引き算をするのは苦にはならないようだ。
というか、頭を使っている時は脳が活性化して記憶が引き出されるんだろうな。
多分、意味もなくただ暗記だけの繰り下がりの引き算をやるのは苦痛でしかないんだな。
ならば、36問、繰り下がりの基本の引き算を網羅した、2桁-2桁の問題を作ってあげようと思った。
多分、これなら文句を言わずにやる。
あまり先のところをやらせたくなかったけど、こういうケースもあるんだなと。
確かに、今覚えさせている算数の基本は、一番数学らしくない部分だ。
私は中3の頃数学が好きだった。特に高校受験の塾でやる数学は好きだったし、試験問題の大問を見るとワクワクした。こういうのとは違う。足し算、引き算の基本を暗記する事、これは公式を覚えるのと似ている。というか、公式を覚えるそのものと言っていいかもしれない。それはつまらないに決まっている。
そういえば、息子にとって、ひらがなカタカナの書きを覚えるのも大変だった。何度やっても忘れた。
ところが、漢字は別物だ。形に意味があるから興味があるし覚えやすい。意味のないものを覚えるのが苦痛な息子だが、頭を使って理屈があるものに関してはすぐに覚えられるし、覚えるのにも意欲的だ。
そう考えると、九九や割り算も苦労するのが目に見えている。早めに歌などで覚えて、あまり基礎に時間を使い過ぎず、2桁の計算に入ったほうがこちらもいいかもしれない。2桁の計算をする上で覚える。
ある程度やってできるようになって苦にならなくなったら基本の99掛け算割り算を強化するのがいいのかもしれない。
「これができないと後々難しい問題ができなくなってどんどんわからなくなるんだよ」
と説明してやった。
具体的に、2桁+2桁の繰り上がりなしからやり方を教えてやらせてみた。
ここに繰り上がりがあるから基本を覚えなきゃいけないんだよと教えるために。
繰り上がりなし、繰り下がりなしは簡単だった。
だが、 繰り上がり繰り下がりはどうだろう。
繰り上がりは仕組みも理解し、18+13などの場合、8+3をやるという基礎的な繰り上がりが入っていて、この基礎ができないとできるわけないのだが、息子は難なくやり方に従って計算した。
「あれ???できた。 まあ、繰り上がりの足し算は大体できるしね。じゃあ、引き算。」
と、繰り下がりの引き算をやらせた。
まずは、34-16 。
「4-6はできないから3(30)から10もらって 14にして14-6を最初にやって!」と説明。
息子「8」
「なんでだ??繰り下がりの引き算いつもできないと怒っていたではないか。」
そして、やり方通りに答えを書いて終える。
もう一問やらせた。
35-18
やり方は少しアシストしてあげたが、やり方は理解している。
そして、15-8=7だとあっさり答えている。
一体なんだったんだ?今まで繰り下がりの引き算できないって、怒ってたし、「わかんない」とか間違えたりしていたよね?
息子場合、繰り下がりの引き算をやる時に何か雑念が邪魔をしているのではないか?と今更ながらに気づいた。
「本当はすごく難しいのをできるようになりたい。できている自分でありたい。」
そういう気持ちがあるのかもしれない。
でも、今の自分は一番簡単な部分でつまづいていて計算へのやる気も失せている。
よく、計算が得意なお友達のことを
「あいつは計算が得意なんだ!」と認めている。
私はよく、悔しくなんないのかな?悔しくて悪口言いたくならないのかな?と思っていたけど、あえて認めることで自分への怒りを押し殺していたのかもしれないと思った。
「あいつは算数が得意で、俺は国語が得意なんだ」
そんな事も言っていた。
で、息子に
「こっちの方(2桁-2桁の引き算)がいい?」
と聞いたら、
「うん。こっちは楽しい」
と。
気持ちの問題は大きい。
何度やっても忘れている繰り下がり引き算の答えがスラスラ出てくるようだ。
気持ちの問題もあるだろうけど、こっちの方が頭を使うからきっと楽しいんだろうなとも思う。
息子は頭を使わないで覚えるという作業がまず向いていない。
だから、頭を使って考えて問題を解く上で繰り下がりの引き算をするのは苦にはならないようだ。
というか、頭を使っている時は脳が活性化して記憶が引き出されるんだろうな。
多分、意味もなくただ暗記だけの繰り下がりの引き算をやるのは苦痛でしかないんだな。
ならば、36問、繰り下がりの基本の引き算を網羅した、2桁-2桁の問題を作ってあげようと思った。
多分、これなら文句を言わずにやる。
あまり先のところをやらせたくなかったけど、こういうケースもあるんだなと。
確かに、今覚えさせている算数の基本は、一番数学らしくない部分だ。
私は中3の頃数学が好きだった。特に高校受験の塾でやる数学は好きだったし、試験問題の大問を見るとワクワクした。こういうのとは違う。足し算、引き算の基本を暗記する事、これは公式を覚えるのと似ている。というか、公式を覚えるそのものと言っていいかもしれない。それはつまらないに決まっている。
そういえば、息子にとって、ひらがなカタカナの書きを覚えるのも大変だった。何度やっても忘れた。
ところが、漢字は別物だ。形に意味があるから興味があるし覚えやすい。意味のないものを覚えるのが苦痛な息子だが、頭を使って理屈があるものに関してはすぐに覚えられるし、覚えるのにも意欲的だ。
そう考えると、九九や割り算も苦労するのが目に見えている。早めに歌などで覚えて、あまり基礎に時間を使い過ぎず、2桁の計算に入ったほうがこちらもいいかもしれない。2桁の計算をする上で覚える。
ある程度やってできるようになって苦にならなくなったら基本の99掛け算割り算を強化するのがいいのかもしれない。
educa MaMa saya at 11:49|Permalink│Comments(0)
2016年08月10日
バカにしていた算数セットの計算カード意外と便利 これを使って戦いゴッコをやる
繰り上がり、繰り下がりの計算が覚えられない息子。
もう数やるしか覚えるようにならないとは思っているので、やらせる為に色々試してみた。
できない事をやるのが苦痛の完璧主義タイプの息子はこの苦手を克服する練習が大嫌い。親も大変。いかに嫌がらずできるかを模索し続けている。
小学校の夏休みの宿題で、計算カード(繰り上がり、繰り下がりなし)を毎日やるというのがあるのだが、繰り上がり繰り下がりのカードも一緒に入っていたし、なんか意外と使い勝手が良いので(混ぜこぜにできるし)夏休みを利用してこれを徹底的にやろうと考えた。
とはいえ、結構時間がかかる。
そして、何より集中力がすぐに切れる。なので、1人でやらせるのはやめた。
ところで、昨日楽しいやり方を思いついた。うちにはポケモンや妖怪ウォッチのぬいぐるみが沢山あるのだが、それらを戦わせる事にした。
息子が計算正解したら私のメガ進化ポケモンがダメージを食らう。実際、ぬいぐるみ同士で攻撃をする。逆に息子が間違えたら私のメガ進化ポケモンに攻撃される。適当なところでやられたら新たなメガ進化ポケモンにチェンジする。ポケモンリーグみたい。
細かいルールは決めていない。
細かいルールがあった方が夢中になるタイプだったら、例えばおはじきを分けて、それをHPとする。1回正解で1ダメージ。HP分のおはじきがなくなったらポケモンチェンジとか。細かいルールは色々考えてやればいい。
何より小学校低学年の男の子といえばこういう戦いが大好きなので、そんな細かいルールなくても喜んでくれる。
中には遊び要素が強いと更に集中できなくなる子もいるだろう。だから、みんながこのやり方に向くとは思えないけど、うちの子みたいには向いている。
educa MaMa saya at 19:24|Permalink│Comments(0)